次々出てくる『これもおすすめ』に注意! 【偏った情報に一喜一憂...

次々出てくる『これもおすすめ』に注意!
【偏った情報に一喜一憂しないための心がけ】

陰謀論。
ここ数ヶ月、毎朝、世界情勢=とりわけアメリカ情勢を取り上げた様々なYoutuberのチャンネルをみあさっています。

...

新聞テレビなどのマスコミで報道されていることははたして真実なのか??
メディア報道だけを鵜呑みにせず、過去から現在までに起こってきた、起こっている、そしてこれから起こるであろうことの真実が知りたい、そんな思いで……

GAFAMと言われるビックテック企業14社が、トランプさんのアカウントを停止または制限付きにしたり、トランプさんを取り上げている日本のYoutuberが運営側から警告を受けたり、動画を削除される、などの統制を受けているそうです。

これを受け、世界的に「表現の自由」をめぐる議論が高まっています。
1月13日の東京新聞web記事、アメリカ共和党のルビオ上院議員が、
“選挙で選ばれたわけでなく、民主的な説明責任もない4つか5つの企業が、独占的な力を持ってプラットフォームから人々を抹殺している”と述べたと報道。

民主主義においては、文章や言論の内容を統制することはほとんどありません。
様々な意見、考え方を表明する自由は民主主義の原動力。
自由に意見を発し、討論できることは、多くの点において過ちを回避する役割を果たします。
平和ボケともいえる現代の私たちのありふれた日常。大変恐ろしい世の中になりつつあるのかも…
危惧を覚えました。

…そんな今日この頃。

いつも聴いている朝日新聞のPodcast番組で
『「コロナはウソ」広がるSNS 陰謀論とどう向き合う』とのテーマ回がありました。

“そもそもコロナはでっちあげ、コロナは風邪、マスクは無駄”
“日本国内において新型コロナウィルス感染者の自殺が相次いでいる”

SNS投稿を見た人からまたその次の人へ。その投稿が真実かデマかにかかわらず、どんどん拡散されていきます。

ツイッター、フェイスブック、インスタのみならずニュースサイトにおいても、『あなたはきっとこれも知りたいでしょう~』と思われる情報が次々と勝手におすすめされてきます。
このところ話題になっている新型コロナワクチン接種についても、アレルギーなどの副反応をうたいネガティブな印象操作と思える報道が。

私たちが得たいのは『ワクチン接種した〇〇人中××人に△△の副反応が出た、だからこう予測できる…』といった事実に基づいた客観的報道だけ。

AIにレコメンドされ次々出てくるネットの偏っている(かもしれない)情報だけを鵜呑みにするのは大変キケンと思いました……

この放送回では、、関連してが解説されています。

■エコーチェンバー現象
 →閉鎖的空間内でのコミュニケーションを繰り返すことによって、特定の信念が増幅または強化されてしまう状況の比喩

■フィルターバブル
 →インターネット検索サイトが提供するアルゴリズムが、各ユーザーが見たくないような情報を遮断する機能(フィルター)のせいで、まるで泡(バブル)の中に包まれたように、自分が見たい情報しか見えなくなること

■確証バイアス
 →仮説や信念を検証する際にそれを支持する情報ばかりを集め、反証する情報を無視または集めようとしない傾向のこと。認知バイアスの一種。
~ウィキペディアより~

あくまでも分かりやすい例ですが、「コロナ」+「ない」と検索すれば、確かに「コロナなんてない」情報だけが抽出されます。

こういった私たちの認知や得る情報の偏りの怖いところは。
これらのバイアス、トラップにはまっていることに私たちが気づけないこと……

今や日常生活に欠かせないSNS。
冒頭で取り上げたような言論の自由統制も怖いですが、私たちは真実を知らず(知らされず)気づかないうちに大きな過ちを犯すこともあるかもしれません。

◆情報をどこから得るか?
◆得た情報をどうとらえるか?
◆真実は何なのか?

多種多様な媒体が発信する情報に接しつつ、自分でしっかり思考し見極める力をつけたいものです。