私も危険水域！放っておくと恐ろしい【糖尿病の“えのき”と“しめじ...

私も危険水域！放っておくと恐ろしい【糖尿病の“えのき”と“しめじ”】

先日、およそ2年ぶりに健康診断を受診。

結果……要精密検査！！

...

コンタクトレンズ使用なのにもかかわらず、左目の視力が0.5しかありません…
初めて体験した機械で見にくいなとは思いましたが。
一年に数回眼科に通って検査もしています。
このところ、30代～50代まで、周囲で目に異常が見つかる方が多く不安を緒覚えていた矢先。
年明け早々の検査予約を済ませました。

これ以外にも、前回、前々回と数値を比較してみると、着実に悪化している数値が。
【HbA1c（ヘモグロビンエーワンシー）】
5.0%　→　5.3%　→　5.1%　そして今回は5.7%となんともありがたくない急上昇！

生命保険会社が無条件で引き受ける加入引受の目安は6.4%
また、国立循環器病研究センターのサイトによれば、
HbA1c(JDS)が5.6％以上、HbA1c(NGSP)が6.0％以上の方は詳しい検査が必要、とあります。

これはまずい……

暴飲暴飲の賜物、はたまた成人病罹患率が上がるお年頃etc.
いつまでも「健康だけが自慢」とたかをくくってはいられない現実を目の当たりに。
私は母方が完全に糖尿家系ですから、この病気の恐ろしさは身をもって経験しています。
特に恐ろしいのが合併症。

ここで、一瞬ヘルシーな『きのこ』に例えた糖尿病の恐ろしい合併症を二つ。

●細い血管に起こる最小血管合併症“しめじ”
もともと血管自体がもろい細い血管は高血糖の影響を受けやすく、糖尿病になると起こる可能性の高い合併症。
神経障害の「し」、網膜症は「目（め）」、腎臓の「じ」、をとって「しめじ」
手足のしびれ、感覚低下、視力傷害、失明、尿たんぱくによるむくみ、腎不全となれば人工透析も。

●大きな血管合併症は“えのき”
血糖値が高い状態が続くと動脈硬化を引き起こし、血管はダメージを受け、命に直接かかわる病気を引き起こすことも。
壊疽の「え」、脳卒中の「の」、虚血性心疾患の「き」で、「えのき」
足の壊疽、脳梗塞、脳出血、狭心症、心筋梗塞。

先日新型コロナウィルス感染症で急逝した地元選出の参議院議員も糖尿病の持病があったと伝えられました。

2019年の国民健康・栄養調査によると、糖尿病が強く疑われる人の割合
◆男性19.7％
◆女性10.8％
糖尿病の年間治療費、亡くなる方、年々少しずつ増加しています。
まさに、他人事ではありません。

ケーキ、アイス、チョコレート、どら焼き…甘いものを食べると一時的にセロトニンが作られ、幸福感が味わえます。
しかし、それは一瞬だけ、もっと甘いものを欲する、自律神経のバランスが乱れる、疲れやすくなる、落ち込みやすくなる…など体に悪影響を及ぼします。

通常でも年末年始はいつもより飲食の量が増えますが、今年はコロナ禍でますます家に籠り、動作が減る心配が…
お腹いっぱい食べる幸せ♪は少し抑えめに。
寒い中ではありますがなるべく体を動かして。
血糖値のコントロールを心掛けましょう！

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