警告!これを読む前に流行りものを買おうと考えてはいけません! ...

警告!これを読む前に流行りものを買おうと考えてはいけません!
【バンドワゴン効果】

2018年頃からブームが続いていたタピオカ店の閉店が相次いでいます。
コロナ禍でテイクアウトビジネスが活況の中、タピオカティーはテイクアウトに向くドリンクのはずなのに、なぜお店が減っているのか…?

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タピオカに飽き、商品自体の新鮮味が無くなり。次はバナナなどのフルーツを使ったドリンクやチーズティーなどが話題に。

「飽きた」という理由以外に、こんな背景もあります。

サイバーエージェント次世代研究所の研究員、松野さんによると、若年層を中心にタピオカブームが広がったのは、
学校帰りに友達と行列に並び、今日は何のトッピングにしようか…などとおしゃべりしながら待つ時間=友人とのコミュニケーションの時間に若者が価値を感じていたから、との分析。

いつの時代も、何かが流行っては消え…私たちは次々と仕掛けられるビジネス戦略にまんまとはまり、物を購入、消費しているのです。

そんなわけで。
『バンドワゴン効果』聞いたことがありますか?

マーケティング用語ですが、そもそもバンドワゴンとは、のこと。
先頭になって引っ張る役目です。

バンドワゴンが後続を引っ張ることから、

「みんなが買っているのだから安心で良いものに違いない」
「流行っているから欲しくなる」

というような、特定の商品やサービスを支持する人が多ければ多いほど、その支持が一層強くなる、そんな効果を指します。

私たちは気づいていませんが、日本人は特にバンドワゴン効果に流されやすい傾向にあります。

例えば、近くに2軒のラーメン屋があるとします。

ランチタイム。1軒目は新しくて清潔そうなお店なのに誰も並んでいません。一方、少し先にある2軒目は狭くて古いけど店の外に行列ができています。

あなたはどちらを選びますか?

選ぶ私たちは、
「行列ができているんだから、少々店構えは古くてもこっちのラーメンの方が美味しいに違いない」
などと思ってしまいます。

実際には1軒目のお店の方が美味しいかもしれないのに。

わざと店頭に列を作らせて、バンドワゴン効果を活用しているお店もあるとか。

【いま巷で話題の〇〇】

【当店人気№1】

【○○ランキング連続1位】

“みんなが持っているから自分も買う”

“みんなが食べてるから美味しいに違いない”

“みんなが選んでいるから安心”

など。

友人知人からの口コミだけでなく、口コミサイトを見て誘導されることもあるかもしれません。
はたまた、「サクラ」を活用しているかも…

流行りを知る、トレンドにのることで話題は作れるかもしれません。

しかし、物を売る側は私たちが気づかないように、上手に消費者心理を操作しています。

こういった様々なビジネス戦略を知ると安易な購買活動をせずに済みます。

“これは自分が価値を感じるものか、本当に購入する価値があるのか、欲しいものなのか…”

常に立ち止まってから考えられる賢い消費者でありたいものです。