三浦春馬さんの訃報を受けて思うこと 大変悲しいニュースです。 まだ30歳という若さで…... ニュースにもありましたが、彼...

三浦春馬さんの訃報を受けて思うこと

大変悲しいニュースです。
まだ30歳という若さで…

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ニュースにもありましたが、彼はとても真面目で探求心の塊のような性格だったそうです。
日々学び、ストイックに役作りをする。食事制限だけで10㎏以上減量、またあるドラマのためにはロンドンに留学しわずか数か月で流暢な英会話ができるまでになったそう。
プロとして役を完璧に演じるため。大変な努力家だったようですね。
心よりご冥福をお祈りします。

そんな中。
先日届いた産業カウンセラー協会の冊子にこんな特集がありましたので紹介します。
『知っていますか?HSPの基礎知識』

HSPとは“Highly Sensitive Person”の略、「とても敏感な人」という意味。
アメリカの心理学者エイレン・N・アーロン博士が見つけ出した概念です。

「様々な刺激に対して過剰に反応してしまう気質を先天的に持っている」
ということで、性格でも病気でも、障害でもありません。
HSPは人種性別に関係なく、人口の15~20%程度…つまり5人に1人という割合、かなり多いですね。

HSPに共通する特徴として下記の6つがあります。
☆心の“境界線”が薄い
☆疲れやすい
☆刺激に敏感
☆人の影響を受けやすい
☆自己否定が強い
☆直観力がある

誰もが当てはまる項目はあると思いますが、十勝むつみクリニック院長の長沼先生によるとこの6つの性質の根底にあるポイントは4つ、
1.深く考える(深く処理する)
2.刺激を過剰に受けやすい
3.感情豊か、共感力が高い
4.細かいことを感じ取りやすい

この全てに当てはまるとHSPである、ということです。
また、多角的に考える傾向性により作家やアーティストに多くいるともいわれます。
あくまでも、の推論ですが、もしかしたら三浦さんもそうだったのかもしれません。

週刊SPA!が2019年4月に行った30~55歳までの男女2000人に行ったアンケート調査では、
64.5%の人が “生きづらさ” を感じていると回答しました。

対人関係をうまく築けない、仕事環境になじめない、人より劣っていると感じる、神経質すぎる…

生きづらさ、私もかつては重く感じていました…

そんな生きづらさを何とか解消して、人生を、毎日を幸せに過ごしたいですね。
そのためにも、HSPの知識はより必要になってくるのではないかとのアンケート結果でした。
日本人のHSP研究が今後さらに進み、悩む人が適切なサポートを受けられる環境が一日も早く整うことを願います。

そして。これを読んでくださった『どこか生きづらさを感じる』毎日を過ごすあなたへ。
お金のことのみならず。産業カウンセラーの私に思いをお話しくださいね。