いまだ収束見えない新型コロナ “免疫暴走” その恐るべき後遺症!! ◆2020年1月16日、国内で初めて新型コロナウィルス...

いまだ収束見えない新型コロナ “免疫暴走” その恐るべき後遺症!!

◆2020年1月16日、国内で初めて新型コロナウィルス感染者が確認されてからもうすぐ半年。今も世界の感染者数は増加しています。
日本でもワクチンの治験が始まったものの、目指す実用化は来春。流行以前の生活に戻ることは難しいかもしれませんが、一日も早く安心安全な日常が戻って欲しいと願うばかり。

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そんな中、実際に新型コロナウィルスに感染した方の後遺症をリアルに取り上げる報道を多く目にするようになりました。

回復した人の中で、重篤な後遺症が見つかる事例が世界中で報告されているというのです。

“新型コロナの回復者3割に、呼吸疾患などの後遺症が生じる恐れがある”
5月末にイタリアの呼吸器学会がこんな衝撃的な発表をしました。


感染者のうち重症化するのは2割とされ、あとは軽症または無症状と言われますが、軽症だから、無症状だからといって安心はできない…
陰性と診断され回復した後も、『微熱、倦怠感、肺(胸部)の痛み、息苦しさ、味覚障害、認知障害』の症状が続き、一生苦しむ恐れもあるそうです。
若く軽症であっても、自宅での療養を余儀なくされている方のリアルな姿がニュースで伝えられました。


患者が訴える症状は、人間の免疫システムと関連する『サイトカインストーム(免疫暴走)』として説明できるといいます。
サイトカインストームとは、免疫システムが過剰反応する現象。ウィルスに感染すると体内の免疫システムがウィルスという異物を撃退しようとし、その際に免疫システムが正常な細胞に過剰な攻撃をすることで微熱や頭痛などが生じるのです。
恐ろしいのは、実際には無症状で回復したのにサイトカインストームが収まらずに症状が出るケース。日本でも無症状の患者が市中に蔓延したとされましたから…

現時点では判断がつかないかもしれませんが、決して安心はできません。

さらに恐ろしい
『記憶障害、PTSD、うつ、不安、不眠症』
海外では、回復したのち数年先まで続く可能性が指摘されています。日本でも、埼玉の医師が行った調査で、退院した患者の25%にPTSDやうつなどの精神障害が生じ、入院中の記憶が突然よみがえるフラッシュバックなどの症状もみられました。
そして、“また感染するのでは”との『恐怖と不安』 
“あの苦しみをまた経験するのか…” “一生治らないのかも…”そう思うと人混みが怖い、と。

未知のウィルスとの闘いはいつまで続くのでしょうか。
過剰に不安に感じるのもストレスとなり免疫力が低下しますが、私たちは常に『自分ごと』と考え、行動していかなければなりません。