【移住したい!?データから読む“長野県は魅力的?”】 新型コロナウィルスの感染拡大を機に、地方への移住を検討する人が増えて...

【移住したい!?データから読む“長野県は魅力的?”】

新型コロナウィルスの感染拡大を機に、地方への移住を検討する人が増えています。
全国的な感染拡大で働き方が変わり、自身の生き方を見つめなおすきかっけになっているようです。

...

…ご存じでしたか?

地方への移住を検討する人向けの宝島社の月刊誌『田舎暮らしの本』が毎年まとめている“移住したい都道府県ランキングで、長野県が14年連続1位に選ばれたそうです。

首位になった要因について、長野県の担当談、官民連携して移住政策に取り組んでいること、住まいや仕事の情報提供をしていることなどが寄与しており、豊かな自然を活用した保育、教育活動が盛んな点も強みになっている、とのこと。

実際のところ、在住する私たちは自県をどう思っているのでしょう?
大東建託が2020年3月、長野県在住の2019名に対して調査した、長野県の「住みごごちランキング」及び「住みたい町ランキング」では、
■住みごごちトップ5:安曇野市・松本市・北佐久郡御代田町・長野市・小諸市
■住みたい町トップ5:松本市・長野市・佐久市・安曇野市・上田市
       ※特になし=48.3%・今住んでいる町25.3%
だったそうです。
景観がよく利便性の高い都市が上位ですが、“特になし”や“今住んでいる町”と答えた方が多数ということは、長野県民は総じて“住めば都”、満足し暮らしているということでしょうね。

長野県に住むメリットとしては、
◆自然豊か、首都圏へのアクセスの良さ、土地が安い、通勤時間が短い 等
逆にデメリットとしては、
◆年収相場が低い、車がマストなのにガソリンが高い、レジャーが不足、近所付き合いが面倒 等
があるでしょう。

その他のデータ、
●年収相場は2018年の調査によると東京が1位、長野県は26位。

●「全国物価地域差指数(総合)ランキング*」では、長野県は97.7%で26位。
ちなみに最下位は沖縄県、46位はお隣群馬県
*全国平均を100とした指数で世帯が購入する各種物資およびサービスの価格を総合した物価水準の地域差

長野県に住むことが魅力的なのかどうかは各自の主観が大きいかもしれませんが、2つのランキングから見えるのは…平均点、ということでしょうか。
学生時代のテストでは平均点を取るのも大変でした…そう思うと。この自然豊かで恵まれた地域に住んでいる私たち、【マイナスよりもプラス=恵まれている面】に感謝し味わうこと、そして長野県の良いところを発信するなど、移住者を増やす行動を積み重ねていけば…結果、自県の経済の潤いにつながるでしょう。

余談ですが、先日リアルに“長野県在住者です”と紙を貼った車を見ました。県をまたぐ移動も解除されますので、他県ナンバーの車を見る機会も従来通りになりますね。コロナウィルスからの自衛は引き続きマストです!